kotsugai Hideyo & kotsugai Kyoko の世界“Pair Soul”

kotsugai Hideyo & kotsugai Kyoko の世界
“Pair Soul”
【過去性からの物語】

こつがい きょうこ こと私は、過去の世界において宝の地図を書くチャネラー、当時の夫(英世)は宝を発掘に行くチームリーダーでした。私たち夫婦は王に重宝され、幸せに仲良く暮らしていました。どれほど昔でどこの国だったのでしょうか?日本ではありませんでした。毛足の長い絨毯、上質な衣服。豊かで愛に満ちた穏やかな日々でした。

その日も夫はいつも通り「いってきます」と優しく微笑み遠征していきました。ところが夫が遠征から戻る当日、私は王に呼び出されてこういわれたのです。
「お前の書いた宝の地図が間違っていたためにチームは手ぶらで帰ってきた。大変な損失だ!」王は激怒し「お前が二度と宝の地図を間違えないように一番大切なものと引き離す。」そして私は何日も格子のはまった暗い部屋に幽閉されました。

「彼に会いたい!会わせて!!」喉から血があふれるほど叫び続けました。
そして、叫び疲れてもうろうとする私の視線の先に処刑場へ連れていかれる夫の姿がありました。

振り絞った私の声に気付いた夫は振り返り、優しく私を見つめています。 そして笑顔で深く頷き ・・・連れて行かれました。

「何度生まれ変わっても私が必ずあなたを見つけるから!!」

私は叫び、呼びかけ、そして私たちは過去世において離れ離れになりました。

時は現世に移り、 部下に会って欲しい人がいると言われ「小番英世」という名前を見た時「私はこの人を知ってる」と瞬間に思い、魂が動く、というのを感じました。そして英世さんも「俺、この人に会ったらきっと好きになると思う」とお姉さんに話していたのでした。

初対面の日、会った瞬間にこみ上げてきた泣きたくなるほどの懐かしさは今でも忘れる事はありません。

あれからXXX年。

いつもずっと一緒に過ごしてきました。

愛。光。感謝。希望。

これらをテーマに私たちが制作する天と地のアートをお届けいたします。

テキストのコピーはできません。